東京本社では今年も秋のインターンシップを開催しました。
毎年10月より1ヶ月間のチーム開発を実施し、インターン生たちと共に制作を行っております。
今年はオンラインを含む5名のインターン生が集まり、実際の業務でも行われるWEBアプリケーション開発を経験していただきました。
フォイスのインターンシッププログラム
フォイスのプログラムは、1つのシステムを完成させるプロジェクトを発足して、各自の課題を協力しながら問題解決するというグループ制作です。それぞれが画面設定やサーバー環境の設定など、システム内容毎に担当となって、互いに出来合いを確認し合います。そうして進捗管理も行いながら、設計書を元に製造、テスト仕様書の実施、不具合(バグ)の修正などを行います。実際の業務に近しい内容なので、本格的な開発案件を経験する事が出来ます。
皆さんはじめは緊張している様子でしたが、だんだんと環境に慣れてきたのか、分からないところを話し合い、先輩社員に質問をどんどん質問をしていくなど、積極的に制作を進めていきました。途中でトラブルが起こったことや課題の問題提起について難儀でありましたが、時折リラックスしながらメリハリをつけて乗り越えました。
インターン生との交流
そして、社内ランチ会や懇親会を開いて、まだ話した事がない他の社内勤務の先輩方や管理職の方々と交流する機会を設けました。 堅苦しい話をする訳ではなく、学校の様子や授業は楽しいか、就活で悩みなどあれば、同じ情報系専門学校を卒業した先輩からアドバイスをいただくなど、フレンドリーにお喋りをしました。昨今の授業内容の変化や地方住みならではの話など、興味深い話を聞けたことは私たち社員にとっても刺激になりました。
懇親会を終えてインターンシップ最終日、締め括りとしてそれぞれ挨拶を交わしました。
『初めて触れるものが多くそれがとても面白かったです。まだまだ知識が足りないと感じた為、自主学習をもっと進めたいと思います。』
『先輩社員をはじめ、色んな技術者や管理職の方々と会話をすることで業界を知れました。』
『全体の課題解決するのは大変だったけど、実際の業務に触れられて勉強になりました。あとランチ会や懇親会が楽しかったです。』
インターン生の皆さんから嬉しい言葉をいただきました。社員からも楽しいインタ―ンになったという声が上がっています。
『インターン生とは多く交流することができ、楽しく刺激のある1ヵ月でした。途中、トラブルが起きたものの最後までやり遂げられたと思います。みんなが最後までひた向きに頑張っていたおかげです。』(by東京本社勤務・システムエンジニアSさん)
『今回のインターンシップで実際の業務の工程を経験して、また3分間スピーチが面接対策の練習になったと思います。ぜひ皆さんの就職活動に役立たせて下さい。』(by東京本社勤務・プログラマーKさん)
今年のインターンシップもいくつか難題はあったと思いますが、インターン生と共に有意義な時間を過ごせたと実感を抱いております。学生の皆さんにはこの経験を活かして、就職活動を有利に進められるよう役立たていただければ本望です。
フォイスのインターンシップの特徴は?
ここまで大まかなインターンシップの内容を紹介しつつ、振り返りをいたしましたが、実際フォイスのインターンは他と何が違うのか、気になるのではないでしょうか?そこで、インターンシップ担当の技術者の皆様から、今回のインターンについてインタビューを行いました。
(協力/東京本社勤務・システムエンジニアSさん)
Q.フォイスのインターンシップは、どのような就労体験を行っているのでしょうか。
A. 今回は『WEBアプリケーション』というシステム開発のフェーズをプログラミングとテストの2つを中心に開発経験を行っていただきました。多くの開発フェーズを経験してもらい、メンバーと協力しながら1つのプロジェクトを完成に導くという良い経験になると思います。
Q.フォイスのプログラムはグループ制作による開発経験ですが、他の企業と異なる特徴とは何でしょうか。
A.フォイスはシステム開発を得意領域としている企業で、システム業務の中で製造・テスト仕様書・テスト実施・バグ対応など欠かせない工程を、より実務に近い環境でシステム開発の一連の流れを体系的に学ぶことが出来るのが最大の特徴です。
Q.グループ制作での課題をこなすことは、スケジュール管理もあるので難しいと思われますが、社員の皆様はどのようなフォローを行うのでしょうか。
A.とにかく相手が何に対してわからないと思うのか、最後まで話をきいて、それに答えています。まず質問された時に『何がわからないと思うのか』どういう作業をしているのか、 手順を追って詰まるところ探しています。4人もいるので根気よくやっていきますね。基本的には、BackLogを使用して質問してもらっています。また、全て僕たちが教えるのではなく、資料を活用して自分で調べるなど、自身で課題を解決させる能力も身に着けてもらいます。
Q.インターンを通して楽しかったこと、面白かったことは何でしょうか?
A.今の学生たちが学校から何を学んでいるのか話を聞く度に、当時では教わっていた事と大きく違う授業内容に驚いていました。授業内容もそうだけど、お昼ご飯はみんなで学校近くのご飯屋に行く話や趣味などを聞くのも面白くて、彼らからはたくさんの刺激と知識の吸収が出来たのが面白かったです。
Q.来年のインターンシップでは何を行いたいですか。
A. 課題の内容の変更は難しいが、もう少しフォーマットの整備や手順書の配置、ツールの説明等を手厚くして、彼らが質問しやすい環境や方法を模索していきたい。口頭やBackLogだけでは難しい点もあるので、もっとTeamsを活用していきたいな。
Q.フォイスのインターンシップはどんな人に向いていると思いますか。
A. グループ開発を行っているので、メンバーと協力しながら一つのプロジェクトを完成させたい方や、学校ではあまり細かく行わないテストのフェーズを業務レベルで経験したい方に向いています。
Q.最後に全体を通しての感想をいただけますか。
A. インターン生とは多く交流することができ、楽しく刺激のある1ヵ月でした。始めは質問の数も多くなく進捗が不安であったけど、後半になるにつれ質問の量・質も向上しプロジェクトが円滑に進んでいきました。仕事でのプロジェクトの進め方などは多く経験させることが出来たと思う。
こちらのインタビュー、皆様のご参考になりましたら幸いです。
いつかこのブログを読んでいただいた皆様と一緒にインターンを開催できる日を心待ちしております。
来年度のインターンシップもお楽しみに!